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法人スマホ導入時に活用したい必須アプリ4選

スマートフォンの特徴は、アプリをインストールすることで得られる拡張性にあるが、法人スマホでもアプリを積極的に活用したいもの。日々生み出されるスマホ用アプリの数は膨大なものがあり、当然ビジネスに役立つものも少なくない。そこで、ビジネスに活用できる便利なアプリを厳選して紹介しよう。

法人向けの名刺管理アプリ「Sansan」を営業支援に

 まずは、個人利用で使っているユーザーも多い名刺アプリ「Eight」の法人向けサービスという位置づけの「Sansan」から。Eightは、個人利用を目的とした名刺管理アプリで、自分で名刺を取り込んでいけば、Eight上で名刺管理を行うことが可能で、アプリをDLすれば誰でも無料で利用できる。Sansanは、名刺を企業全体で一元管理し、収益や生産性の向上、働き方変革を狙いとしている。
 社内で管理される名刺は、顧客情報として誰でも検索可能。商談管理の機能を使えば引き継ぎの手間を省けるし、日報としても利用できる。社内の複数人が同一人物と名刺交換したケースでは、名刺情報は統一される。また、タグを使うことでグループ分けも可能。部署間で連携させれば、効率的な営業戦略にもつなげられるはずだ。Web解析サービスによる追跡機能など、営業支援につながる機能が充実しているのもSansanの特徴といえる。なお、名刺の取り込みは、Eight同様にSansanの場合も、アプリ内のカメラを使ってワンタッチで簡単に行うことができるほか、スキャナの利用もOKだ。

手書きメモ感覚でサクサク資料が作れる「MetaMoJi Note for Business」

手書きメモの入力しやすさに注力をおいて開発されたメモアプリ「MetaMoJi Note Lite」も便利なツールだ。線の種類や色が豊富なのでちょっとしたイラストの書き込みもできてしまう。背景も凝っていて、市販の大学ノート風の罫線が引かれたタイプなども用意されているので、紙のノートと同じように利用できるのもメリット。PDFを取り込んで、上から手書き文字やテキストを書き込む機能もある。その企業向けバージョンが「MetaMoJi Note for Business」。社内システムと連携しての利用が可能で、ノート機能と連携APIの組み合わせで構成されており、PDFへ手書き文字や写真などの注釈を付加することなどが可能だ。外出先での報告書や商談時のメモ書きをはじめ、オフィス文書やPDFなどの既存文書のビューアとしてなど、いつでも資料の作成や確認がサクサクできるので、時間を有効に使えるはず。さらに、プレゼンテーションツールとしても活用できる。企業として導入すれば、時短や作業効率化が目に見えて進みそうだ。

社内コミュニケーションを活発化する「Wantedly Chat」

 ビジネス特化型のチャット機能をもつアプリが、「Wantedly Chat」。ビジネス上で社外に向けてチャットするべく、設計されている。組織や企業全体で効率の良いコミュニケーションを可能にする。チャットグループを共有できて、メンバーは無制限。セキュリティーがしっかりしているので社内情報のやり取りにも不安はない。共有ファイルを素早く取り出せるし、チャットのタイトルだけでなくメッセージの中身でも検索できるなど、生産性を高める機能が満載。自分に対する発言をハイライト表示する「メンション機能」のほか、検索機能に優れ、メッセ−ジ本文の短いキーワードでも素早く検索可能だ。ビジネス特化のSNSとして、速度と安定性に優位なコミュニケーションツールとして活用したい。

通話内容を自動的に録音して"証拠"に残す「TelRecFree」

 「TelRecFree」は、Androidスマートフォンで通話内容を録音できるアプリ。メールの場合は、内容が保存されるが、電話で会話した内容を「証拠」として残して置くのに便利だ。アプリをステータスバーに常駐しておき、通話や着信があった場合に、自動的に会話内容を録音してくれる。一度起動すれば、あとは自動的に通話を録音してくれるので手間いらずだ。通話終了時には、録音ファイルを保存するかどうかを確認してくるので、不要な通話は保存しなくて済むのもいい。ビジネス上の大事な会話は、忘れたくない用件をメモに残しておくのが普通だが、外出先などでメモや筆記具がすぐに取り出せないこともある。また、音声データとして証拠が残せるために、後になって通話中の「言った、言わない」で揉めることが避けられる点が大きい。非常にシンプルなアプリだが、使いやすい上に、あると思わぬ便利さを実感できるだろう。

 個人レベルでも仕事に活用できるアプリは数多いが、企業として導入することによりスケールメリットも出てくるはずだ。法人スマホを導入するなら、アプリの活用も企業単位で積極的に取り組んだほうがいい。法人スマホの場合は、アプリ活用に対して軽く見ている会社もあるのだが、上記のSansanをはじめ、アプリ導入によって企業が実績を挙げている実例は少なくない。開発会社サイドも企業向けアプリの開発に力を入れ始めている。今後は、より便利で画期的なアプリが登場する可能性も高いので、注目していきたい。

文/コネクティプス編集部

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