SNSに家の写真をUPしたら、
住所を特定された!?

2015年11月20日

Facebook、Twitterなどが普及したことによって、「今やっていること」「今考えていること」を個人から簡単に発信できるようになり、それらを世界中の人々と共有できるようにもなりました。
それはコミュニケーションの新しいカタチ。現代人にとって、いまやSNSは最重要コミュニケーションツールだといっても過言ではありません。

便利で楽しい!でも利用は慎重に……

そんな身近な存在だけにSNSの落とし穴、つまり情報を不特定多数の人に発信することで生じるリスクをついつい忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか。
例えば、「〇〇なう」と観光名所で写真を投稿したり、「今日の晩ごはん」と自宅で撮影した写真をUPしたりという人は多いですよね。そんな友達に向けた気軽な写真から、個人情報を全く知らない人にうっかり覗かれてしまう可能性があるのです。

知っておきたい「位置情報」のリスク

みなさんは、「Exif」って知っていますか?
これは、デジカメやスマホで撮影した写真ファイルに含まれるデータのこと。このデータには、撮影機器のメーカー名、モデル名、シャッタースピードなどの詳細な情報、さらに撮影日時や撮影場所のGPS情報などが含まれています。例えば、SNS上に自宅の写真をUPしたとしましょう。その際、写真にこのExif情報が含まれていた場合、あなたの自宅の住所や名前が簡単に特定されてしまう可能性があるのです。
そう考えると、ちょっと怖いなと思いませんか?

セキュリティに気をつければ、SNSはもっと安全で楽しいものに!

でも、大丈夫!セキュリティ対策をきちんとすれば、SNSはもっと安全で楽しいものになりますよ。

Exifデータに位置情報を残さない!

SNSに投稿する写真のExifデータは、あらかじめ削除しておくのが安全です。
一番簡単な方法は、SNSに投稿する写真を撮影する場合は、カメラの位置情報をオフにすること。

ちなみに、FacebookやTwitterの公式アプリの場合、Exifデータは写真UP時に自動で削除されます。ただ、その他のSNSの中には、Exifを自動削除せずにそのまま投稿されてしまうものもあるようです。

投稿の際に不安に感じる場合は、あらかじめカメラの位置情報をオフにしたり、Exifデータを削除しておくのが安心ですね。

SNSの公開範囲設定を!

もうひとつ、セキュリティ対策のためにしておきたいのが、SNSの公開範囲設定。ほとんどのSNSは、投稿の公開設定を自分で決めることができます。
位置情報付きの写真や個人が特定できるような写真など、プライベートな内容を投稿するのであれば、クローズな環境でSNSを楽しむのが安全かもしれませんね。
たとえば、顔と名前の一致する「リアルな友人」だけに公開範囲を限定するといった配慮をしましょう。
いかがでしたか?
「情報がもたらす影響力」というのは、想像以上に大きなもの。だからこそ、その扱い方には、慎重になるべきです。でも、怖がる必要はありません。ほんのすこしのセキュリティ意識と対策で、より安全な環境でコミュニケーションを楽しめるようになります。また、SNSだけでなく、スマートフォンやパソコンなどデジタルデバイス全般のセキュリティ強化も意識することが大事ですね。

セキュリティ対策にFMVのパソコン

デバイスからセキュリティの強化をしていく際にオススメなのが富士通FMVのパソコン。FMVには、危険な有害サイトをブロックしてくれるなどウイルス対策ができるセキュリティソフト「マカフィーリブセーフ3年版」を搭載。McAfeeを3年間無償で使うことができ、スマートフォンにもインストールできるので、セキュリティ対策に最適です。特にSNSを利用する方には、文字の打ちやすさなど、使い心地にこだわったノートパソコン、「LIFEBOOK AH77/W」がおすすめです。気になる方はぜひ製品をチェックしてみてくださいね。

<参考>
参考:一般社団法人カメラ映像機器工業会
http://www.cipa.jp/std/documents/j/DC-008-2012_J.pdf
参考:NPO法人かながわ311ネットワーク
http://kanagawa311.net/wp-content/uploads/2015/08/5cc93efac569215f7681e08278d9a1f2.pdf

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