第7回 パソコンの使いこなし方について トップへ戻る
インターネット E-Mailについて 画像処理について マルチメディアについて その他のソフトウェア

パソコンは、OASYS専用機と違いさまざまなアプリケーションを実行することによりワープロや表計算などの定番ソフトだけでなく、インターネットや画像・音楽・ビデオやゲームなど多くのことに使用することができます。
今回はパソコンの応用的な使いこなし方についてご説明いたします。


1.インターネットについて

インターネットとは、TCP/IPと呼ばれる通信プロトコル(通信手順、通信規約)を使用して、全世界のWindowsに限らない、さまざまなOSのいろいろな機種を接続し、相互に情報のやりとりができる、巨大なネットワークです。
もともとは、アメリカ国防省の軍事システムの研究から始まったといわれていますが、学術機関の間を結び電子メールなどを利用して情報のやりとりをするネットワークに発展し、その後www(ワールドワイドウェブ)と呼ばれるハイパーリンク機能(文書間の相互参照機能)を持ったマルチメディアドキュメントシステムが登場し、一般にも急速に普及してきました。
インターネットの接続するには、すでにインターネットの参加しているネットワークに専用回線で接続する必要があるため、「インターネットサービスプロバイダ」と呼ばれる業者と契約して、家庭内の電話回線やISDN回線を利用して接続するのが一般的です。
また、コンピュータ上でその情報をやり取りして、目に見えるようにするのがプラウザと呼ばれるソフトウェアでMicrosoft社のインターネットエクスプローラや、Netscape Communications社のネットスケープナビゲーターなどが有名です。

ここではMicrosoft社のインターネットエクスプローラを例に、使い方を簡単にご説明いたします。
(1).インターネットエクスプローラの画面
インターネットエクスプローラーの画面
・メニューバー
画面を印刷したり、プラウザの外観や文字の大きさを変更したり、接続に関する細かな設定などを変更するときに使用します。
・ツールバー
使用頻度の高い、戻る/進むのボタンや、ホームページ、検索、メール、印刷などのアイコンが並んでいます。
(*まれに前に「戻る」リンクのないページなどがありますが、そのような時はこのツールバーの戻るボタンを利用すると、前に見ていたページに戻ることができます。)

・アドレスバー
ネットワーク上の通信相手の名前や、データの場所などを識別する番号や記号を入力する部分です。
インターネットのホームページは「http://www.fmworld.net/」などのように、普通はhttp://www.の後に相手先のアドレスを入力し、「Enter」キーを押すとそのページに直接行くことができます。
また、「c:」、「d:」などとハードディスクのドライブを指定して「Enter」キーを押すとインターネットエクスプローラにファイルの表示をさせることもできます。

・表示画面
通常は、下に線の入っている文字や、一部の画像にはられたリンクをたどって必要な情報を次々にたどっていきます。「プラグイン」ソフトと呼ばれる機能を追加するソフトをインストールすると、文字や画像だけでなく、MIDIと呼ばれる音楽データや、動画・3次元の画像など、さまざまなものを表示することができるようになります。
・ステータスバー
現在の状態の属性情報などを表示する部分です。

(2).使いこなしのヒント
a)ツールバーの「表示」タブ。
ツールバーの「表示」タブ ・ツールバーやステータスバーの表示・非表示を設定することができます。

・文字の大きさを画面サイズなどに合わせて、自分の読みやすいように変更することができます。

・文字化けしている場合に「エンコード」のタブで変換方式を変えてみると読めるようになる場合があります。
b)ツールバーの「ツール」タブ → インターネットオプション画面
ツールバーの「ツール」タブ インターネットオプション画面
・モデムを使用してインターネットを利用している時に、勝手にインターネットの接続画面が立ち上がってしまうような時がまれにありますが、そのような時には「ツール」タブの中のインターネットオプションを開いて、「Internet Explorerの更新について自動的に確認する」の項目に入っているチェックを外してください。

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