第7回 パソコンの使いこなし方について トップへ戻る
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3.画像処理について。

パソコンでは文字情報だけでなく、画像データを取り扱うことができます。OASYS V8にも「Image」と「Draw」の2つの違った形での画像データを扱うことができます。
画像データにはインターネットで良く使われるジェーペグ(.JPG)形式や、ジフ(.GIF)形式などのさまざまな種類形式を扱うことができますが、大きく分けると2つの形式に分けることができます。

*一つ目の方法は、ラスターデータと呼ばれる方法で、画像を点の集まりとして取り扱う形式で、先ほどのJPEG形式や、GIF形式などごく一般的な形式です。この形式の中で、色の情報のない白黒データを扱う形式や、パレットと呼ばれる通常256色の組み合わせで色を表現するGIF形式やフルカラーを扱えるJPEG形式などにさまざまな方法にわかれます。OASYS V8の「Image」で扱えるのはこのタイプの画像です。

*二つ目の方法は、方向や色を計算して作り出す画像で、ベクトルデータと呼ばれる方法です。メタファイル(.WMF)形式や、Illustrator(.AI)形式などがあります。このタイプの画像は、あまり一般的には使用されませんが、点の集まりではないため拡大してもボケず、大きなサイズの印刷物などに適しています。また、計算データとして情報を持つため、目に見える画像のサイズに比べてファイルサイズを小さくできるため、インターネットでよく利用されるFlash (.SWF)形式などで使用されています
。OASYS V8の「Draw」で扱えるのはメタファイル(.WMF)形式と拡張メタファイル(.EMF)形式です。

*ラスターデータとベクトルデータの違い。

a)OASYS V8 「Image」の画面。 b)OASYS V8「Draw」の画面。
OASYS V8 「Image」の画面 OASYS V8「Draw」


両方とも800倍に拡大した円に一部ですが、左のラスターデータはぎざぎざになってしまいますが、右のベクトルデータは滑らかなままです。ただ、ベクトルデータは、輪郭線や単色の塗りに関して優れた部分がありますが、細かな色の変化を苦手とするため、通常はラスターデータの画像が使用されます。

*OASYS V8 「Image」での画像編集。

a)ウイザードの画面。
b) 「Image」の画面。
ウイザードの画面 「Image」の画面
:*暗い写真を明るくしたり、ピンボケを直したりするなどの処理なら、ウイザードを使うと簡単に修正することができます。

*メニューから処理を選択することにより、さまざまな画像処理が行えます。

c)メニューバー→イメージ編集。 d)メニューバー→効果。
メニューバー→イメージ編集 メニューバー→効果
・画像の拡大・縮小や回転・反転処理などができます。 ・色や明るさ、さまざまな特殊効果などの加工ができます。

e)メニューバー→効果→画像合成。 f)メニューバー→ブラシ。
メニューバー→効果→画像合成 メニューバー→ブラシ
・画像合成処理を行って紙や金属のようにすることもできます。 ・いろいろなブラシを選択して、最初から自分で絵を描くこともできます。

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