4 Windows・ソフトウェア関連のトラブル

ここでは、Windows、ソフトウェアに関連するトラブルを説明します。トラブルに合わせてご覧ください。

□ Windowsが起動しなくなった

  • 周辺機器を取り付けませんでしたか?
    いったん周辺機器を取り外し、Windowsが起動するか確認してください(→ 関連項目へ)。
    もし起動するようであれば、周辺機器の取り付け方法が正しいか、もう一度確認してください。
  • セーフモードで起動できますか?
    いったんセーフモードで起動し(→ 関連項目へ)、問題を解決(ドライバの再インストールなど)してください。
  • Windows Vistaを正常に終了できなかった場合、次回起動時に「スタートアップ修復」ウィンドウが表示され、Windows Vistaの修復が行われることがあります。修復後は自動的に再起動されます。
  • Windowsを正常に終了できなかった場合、次回起動時に自動的にセーフモードになり、「キーボードの選択」画面が表示されることがあります。この場合、そのままセーフモードで起動し、起動が完了したら本パソコンを再起動してください。
  • 診断プログラムでパソコンの診断をしてください(→ 関連項目へ)。
    エラーが発生しなかった場合は、リカバリを行い、本パソコンをご購入時の状態に戻してください(→『取扱説明書』)。
    それでも解決しない場合は、「富士通ハードウェア修理相談センター」、またはご購入元にご連絡ください。
  • スマートカードスロット搭載機種、またはスマートカードホルダー添付機種で、スマートカードの作成や、BIOSロック用パスワードを設定せずにBIOSセットアップを次のように設定すると、Windowsの起動ができなくなります。
    • 「セキュリティ」メニュー−「スマートカードによるロック」:使用する
    Windowsが正常に起動できなくなった場合は、「富士通ハードウェア修理相談センター」または、ご購入元にお問い合わせください。
  • FeliCa対応リーダ/ライタ搭載機種で、非接触ICカード技術方式FeliCaに対応したICカードを使用して、Windowsにログオンしている場合、「FeliCaリーダ/ライターソフトウェア」をアンインストールすると、Windowsが正常に起動できなくなります。「FeliCaリーダ/ライターソフトウェア」をアンインストールする場合は、「SMARTACCESS/Basic」をアンインストールした後で行うようにしてください。
    アンインストール方法については、『SMARTACCESSファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになる方へ)』をご覧ください。
    Windowsが正常に起動できなくなった場合は、「富士通ハードウェア修理相談センター」または、ご購入元にお問い合わせください。

□ Windowsにログオンできない

  • セキュリティチップを使用し、「SMARTACCESS/Basic」による機器監査機能を使用している場合、ハードウェアの構成を変更すると、Windowsにログオンできなくなります。この場合、ハードウェアの構成を登録したときの設定に戻すか、機器構成を登録しなおす必要があります。機器監査機能については、『SMARTACCESSファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになる方へ)』をご覧ください。
  • セキュリティチップを使用してWindowsにログオンしている場合、BIOSセットアップの設定を次のようにすると、Windowsにログオンできなくなります。
    • 「セキュリティ」メニュー−「TPM(セキュリティチップ)設定」または「セキュリティチップ設定」−「セキュリティチップ」:「使用しない」
    この場合、BIOSセットアップの設定を「使用する」に設定しなおしてください。
  • FeliCa対応リーダ/ライタ搭載機種で、非接触ICカード技術方式FeliCaに対応したICカードを使用して、Windowsにログオンしている場合、BIOSセットアップの設定を次のようにすると、Windowsにログオンできなくなります。
    • 「詳細」メニュー−「その他の内蔵デバイス設定」−「FeliCaデバイス」:「使用しない」
    この場合、BIOSセットアップの設定を「使用する」に設定しなおしてください。
  • 認証デバイスを忘れたり、紛失したり、破損したりして、Windowsにログオンできないときは、『SMARTACCESSファーストステップガイド(認証デバイスをお使いになる方へ)』をご覧ください。

□ プログラムが動かなくなってしまった

  • 次の手順でプログラムを終了させてください。
    1. 【Ctrl】+【Shift】+【Esc】キーを押します。
      「Windowsタスクマネージャ」ウィンドウが表示されます。
    2. 「アプリケーション」タブをクリックします。
    3. 動かなくなったプログラムを選択し、「タスクの終了」をクリックします。
      プログラムが強制終了されます。
      Windows XPの場合、「Windowsタスクマネージャ」ウィンドウを閉じます。
POINT
  • プログラムを強制終了した場合、プログラムでの作業内容を保存することはできません。
  • プログラムを強制終了した場合は、ハードディスクのチェックをお勧めします(→ 関連項目へ)。

□ 省電力機能が実行されない

□ バッテリ運用時に画面がちらつく

  • インテル® CoreTM 2 Duo搭載(H8250、E8250、A8255、S8350、A6255を除く)、インテル® CoreTM Solo搭載の場合、ご購入時の状態で、本パソコンをバッテリ運用すると、液晶ディスプレイの消費電力を節約するインテル® ディスプレイ省電テクノロジの機能が有効となり、画面がちらついて見えたり、画質が変化しているように見えたりする場合があります。
    「取り扱い」−「バッテリ」をご覧になり、画面のちらつきを抑えてください。

□ 周辺機器の動作が不安定になった

  • なんらかの理由でドライバが削除されているか破損している場合があります。
    「ソフトウェア」−「ドライバ」をご覧になり、ドライバを再インストールしてください。

□ 「システムのプロパティ」ウィンドウの「ハードウェア」タブの「デバイスマネージャ」で、「不明なデバイス」がある

  • 「IndicatorUtility」で使用される「FUJ02B1デバイスドライバ」がインストールされていない可能性があります。「デバイスマネージャ」の「システムデバイス」に「Fujitsu FUJ02B1 DeviceDriver」が表示されているかどうかを確認してください。
    表示されていない場合は、「ドライバーズディスク」内の「\hardassist\indiuty\fuj02b1.txt」をご覧になり、「FUJ02B1デバイスドライバ」をインストールしてください。
  • 「富士通拡張機能ユーティリティ」で使用される「FUJ02E3デバイスドライバ」がインストールされていない可能性があります。「デバイスマネージャ」の「システムデバイス」に「Fujitsu FUJ02E3 DeviceDriver」が表示されているかどうかを確認してください。
    表示されていない場合は、「ドライバーズディスク」内の「\hardassist\fjextuty\vista\fuj02e3.txt」(Windows Vistaの場合)、または「\hardassist\fjextuty\xp\fuj02e3.txt」(Windows XPの場合)をご覧になり、「FUJ02E3デバイスドライバ」をインストールしてください。

□ ソフトウェアのインストールが正常に行われない

  • ウイルス検索ソフトを起動している場合、その影響が考えられます。
    ウイルス検索ソフトを終了させ、ソフトウェアのインストールができるか試してください。
    ウイルス検索ソフトを終了させてもインストールが正常に行われないときは、各ソフトウェアのサポート窓口にお問い合わせください。

□ 画面右下の通知領域にソフトウェアのアイコンが表示されない

  • Windowsを起動した後、通知領域に表示されるはずのソフトウェアのアイコンが表示されないことがあります。
    通知領域にアイコンが表示されなかったソフトウェアをお使いになる場合は、次のいずれかの方法を実行してください。
    • 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」の順にクリックし、表示されるメニューからソフトウェアを選択する
    • Windows Vistaの場合、「スタート」ボタン→ 画像画像 →「再起動」の順にクリックし、Windowsを再起動する
    • Windows XPの場合、「スタート」ボタン→「終了オプション」→「再起動」の順にクリックし、Windowsを再起動する
POINT
  • Windowsを起動した後、通知領域にアイコンが表示されなかった場合、ソフトウェアによっては起動できなかったことを通知するメッセージが表示されることがあります。
    この場合、メッセージに従って、Windowsを再起動してください。