徹底追跡!子どもが有害サイトに接触するまで

2016年3月9日

パソコンやインターネットが普及し、ご家庭でもお子様と一緒に使われることも多いと思います。インターネットは学校の授業でわからなかったことや宿題の調べものをしたり、友達と話題になったアニメやマンガの情報を探したり、動画をみたり、ゲームをしたりと、自分の興味をどんどんと追求していけるのが魅力です。
しかし、子どもの好奇心まかせにしていると、知らない間に危険に遭遇している可能性もあります。特に気をつけたいのが、インターネットにあふれる「有害サイト」へのアクセスです。

子どもはどのようにして有害サイトを見てしまうのか?

有害サイトとは、アダルトサイトや出会い系サイト、暴力画像を集めたサイト、他人の悪口や誹謗中傷を載せているサイト、犯罪や薬物に誘うサイト、自殺を促すサイトなど、子どもの発達・成長に有害と思われるサイトの総称です。
子どもがどのように有害サイトを閲覧してしまうのかを探ってみました。

●子どもが有害サイトに遭遇するケース

このように、子どもが有害サイトに接触する危険は、日常のパソコン利用の中に多く潜んでいると言えます。

有害サイトから子どもを守る!保護者の心得

子どもたちをインターネットのリスクから守るため、2009年4月1日に施行された「青少年インターネット環境整備法(青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律)」をご存知でしょうか。
この法律の第6条において、保護者の責務として、青少年のインターネット利用の状況を適切に把握するとともに、利用を適切に管理し、適切に活用する能力の習得の促進に努めること、とされています。

まずは、子どもがどんなインターネットの使い方をしているのかを把握するようにしましょう。また、有害サイトの危険を未然に防ぐために、ぜひ利用をオススメしたいのが「フィルタリング」機能です。

「フィルタリング」で有害サイトをブロック!

「フィルタリング」は、悪質なサイトや有害な情報へのアクセスをブロックする機能です。代表的な「フィルタリング」の方法をご紹介します。

最も簡単なのは、パソコンにフィルタリングソフトをインストールするという方法です。フィルタリングソフトは、アクセスしようとしているサイトが有害かどうかを判断するデータベースと照合をして、ブロックする仕組みになっています。このデータベースは最新のデータを自動的にダウンロードして更新されるため、日々増加している有害サイトにも対応することができます。新しくパソコンを購入されるなら、日本PTA全国協議会推奨製品であるフィルタリングソフト「i-フィルター」がプレインストールされた富士通のパソコンがオススメです。
プロバイダーのフィルタリングサービスを利用することもできます。例えば、@niftyであれば、Webフィルター for Kidsがオススメです。
その他、ブラウザのフィルタリング機能も利用できますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。

富士通FMVには、フィルタリングソフトがプレインストールされています。
23型の大画面デスクトップ「ESPRIMO WH77/W」は、好きな角度に画面を調整できるうえ、専用のペンで手書き入力もできるので、お子様のいるご家庭にオススメです。
ノートパソコンでは、15.6型の「LIFEBOOK AH77/W」がオススメ。写真や動画が高画質で楽しめ、最近話題のハイレゾ音源も再生できます。

最後に、フィルタリング機能を利用することで、多くの危険を回避できますが、インターネットには常に新しい危険が生まれていて、すべてに対処できるとは限りません。フィルタリングで制限するだけでなく、保護者がインターネットの危険性を理解し、保護者の責任として、子どもをインターネットの危険から守っていきましょう。

<参考>
内閣府 青少年育成(インターネット利用環境整備)
http://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/law/

子どもをネットの危険から守る「フィルタリング」 - FMVサポート
https://azby.fmworld.net/support/advice/filtering/

「フィルタリング」はどうして必要? - FMVキッズ
https://azby.fmworld.net/kids/parent/01/

有害サイトフィルタリングソフト「i-フィルター(アイフィルター)」
http://www.daj.jp/cs/products/pc/if6/

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