「情報セキュリティ10大脅威 2016」発表、
総合1位はネットバンキング

2017年1月17日

今や、一般の消費者の間でも「ネットバンキング」を使うことは当たり前になりつつあります。パソコンやスマートフォンから簡単に送金や残高確認ができる手軽さが、その人気の理由です。

しかし、その利用には大きなリスクが潜んでいます。IPA(情報処理推進機構)がパソコンやスマートフォン、タブレットなどのセキュリティ上の脅威について報告した「情報セキュリティ10大脅威 2016」では、ネットバンキングによる脅威が第1位になっているのです。

ネットバンキングを利用する上では、セキュリティ対策をしっかりすることが必要不可欠。そのためには、セキュリティの優れたパソコンを選ぶことが重要です。一般的にパソコンにプレインストールされているセキュリティソフトは数十日の体験版ということが多く、ライセンスの追加購入が必要となりますが、富士通のFMVは、セキュリティソフトの「マカフィー® リブセーフ™」が3年間無料で利用できるので、安心かつお得です。また、脅威に関する正しい知識を持つことも重要です。今回は、ネットバンキングで起こり得る脅威と、安心して利用するためのセキュリティ対策についてご紹介します。

ネットバンキングの代表的な脅威2つ

冒頭でもご説明したように、「ネットバンキング」はIPAの発表した「情報セキュリティ10大脅威 2016」において第1位の脅威となっています。それでは、具体的にどのような脅威があるのでしょうか。その例をご紹介していきます。

1. フィッシングサイトへの誘導

この手口でよく使われるのは、金融機関のお知らせメールに似せた偽のメールです。メールを送信し、文面に書かれているURLをユーザーにクリックさせて、偽のWebサイト(フィッシングサイト)に誘導します。そこで口座番号やパスワードなどの情報を入力させることで、ユーザーのログイン情報を抜き取るのです。そうして、不正な送金や利用を行います。

2. ウイルスに感染させる

攻撃者がこの手口を用いる際には、事前に特定のユーザーのパソコンをウイルスに感染させておきます。このウイルスは普段は特に悪さをせず、ネットバンキングのWebサイトにアクセスしたタイミングで動き始めるのです。
偽のポップアップ画面を表示させ、口座番号やパスワードを入力させることで、ユーザーのログイン情報を盗み取ります。もしくは、ウイルスがユーザーの預金を勝手に犯罪者の口座に送金させるケースもあるようです。

セキュリティ対策のために守ろう。ネットバンキング利用の5か条

ネットバンキングで被害に遭う大きな原因は、セキュリティ対策がしっかり行われていないことです。そこで、通帳やキャッシュカード、銀行印を大切に保管して守るのと同じように、ネットバンキングを利用する場合に守るべき「ネットバンキング利用の5か条」をご紹介します。

1. 最新の状態で利用しよう

パソコンやスマートフォン、タブレットなどは、使用されているOSやインストールされているソフトウェアに、セキュリティ上の弱点(脆弱性)が見つかることがあります。この脆弱性が悪用されることがあるため、公開されている更新プログラムは必ず適用し、最新の状態で利用しましょう。

2. マルウェア対策は必ず使用

犯罪者は、ウイルスに代表される悪意のあるソフトウェア(マルウェア)を利用し、あなたのパソコンやスマートフォン、タブレットを操ります。マルウェアの感染を防ぐために、セキュリティソフトを必ずインストールし、常に機能を有効な状態にしておきましょう。

3. 怪しいメールやURLに反応しない

犯罪者は銀行関係者を装い、不特定多数のメールアドレス宛に偽のメールを送ります。銀行からメールで本人確認やカード番号の入力を求めることはありません。そのような内容のメールが届いた場合には、URLをクリックしないように注意しましょう。また、判断がつかない場合は、銀行の相談窓口へ問い合わせることをおすすめします。

4. ネットバンキングが提供する追加のセキュリティ対策を導入する

よりセキュリティを高めるための設定として、ネットバンキングには本人確認を2重で実施する機能が提供されていることもあります。電話やスマートフォンのアプリケーションを利用した「2段階認証」や、ワンタイムパスワードの発行などです。ぜひ、それらを導入しましょう。

5. 犯罪の手口をこまめに確認しておく

多くの銀行では、よくある犯罪の手口や詐欺メールの例を、銀行のWebサイトなどで公開しています。また、ネットバンキング利用時に表示される、正常な画面の解説も公開されていることが多いので、それらを普段からチェックしておくことで、詐欺に気づきやすくなります。

今回ご紹介した「ネットバンキング利用の5か条」を守ることで、被害に遭う確率は低くなります。しかし、それだけでは防ぎきれないリスクも数多くありますし、パソコンの利用者が常にセキュリティ対策を学び続けるのはかなり大変です。

そこでおすすめしたいのが、高性能なセキュリティソフト「マカフィー® リブセーフ™」です。「マカフィー® リブセーフ™」がインストールされていると、ウイルスや不正なソフトウェアからの攻撃を防いでくれたり、危険なサイトへのアクセスをブロックしてくれるなど、さまざまな脅威から守ってくれるので安心です。
富士通のFMVならば全機種で「マカフィー® リブセーフ™」が3年間無料で利用できるので、安心かつお得です。セキュリティ機能に優れたパソコンを選んで、被害に遭わないようにしましょう。

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<参考>
ゆりか先生のセキュリティひとくち講座 > インターネット バンキングを安全に利用するためのコツ5か条
http://azby.fmworld.net/support/security/microsoft/yurika/017/

オンライン金融取引で、不正アクセス・不正送金が急増中!
https://azby.fmworld.net/support/security/symantec/square/square_80.html

情報セキュリティ10大脅威 2016
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2016.html

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