Windows Updateをしていますか？｜パソコンは、セキュリティでもっと楽しくなる。FMV

Windows Updateとは、使っているWindowsを最新の状態に更新すること。パソコンを快適・安全に使うためには必須です。けれど、「時間がかかるから面倒くさいし、別にやらなくていいか」と考えて、更新をしない人もいるのではないでしょうか。

しかし、それは大きなセキュリティリスクを伴います。場合によっては、更新をしないことが原因でパソコンに不具合が生じたり、コンピューターウイルスに感染したりするからです。今回は、Windows Updateの重要性を学んでいきましょう。

OSとは何か？

Windows Updateについて解説する前に、まずはWindowsをはじめとする「OS」とは何かを解説します。

OSとは、パソコンを制御するための機能や、多くのソフトウェアが共通して利用する基本的な機能などを持った、システム全体を管理するソフトウェアのことです。ユーザーがキーボードやマウスなどから入力した命令を元に、他のソフトウェアを起動・操作・終了させる大切な役割をしています。OSが起動しなければ、パソコンは全く利用できません。

OSの種類

代表的なものとして、パソコンではMicrosoft社の「Windows」やApple社の「Mac OS」、スマートフォンやタブレットではGoogle社の「Android OS」やApple社の「iOS」がよく利用されています。ここでは、Microsoft社の「Windows」について解説します。

Windows Updateとは？

Windows Updateとは、Microsoftが提供する更新プログラムをインターネット経由でダウンロード・インストールし、Windowsを最新の状態にすること。パソコンを快適・安全に使うには、定期的にWindows Updateをすることが大切です。また、Windows Updateの設定を「自動更新」にしておけば、新しい更新プログラムが提供された場合に、自動でインストールされるのでおすすめです。

次の項目から、Windows Updateをしないことによって生じるリスクや、Windows Updateをする際の注意点について解説します。

Windows Updateをしないことによって生じるリスク

Windows Updateをしないでいると、具体的にはどんなリスクがあるのでしょうか。大きく分けると2つあります。

まずは、機能追加や性能の向上が行われなくなることです。パソコンの便利な追加機能が使えなかったり、動作が遅かったりしても、改善されない状態のまま使い続けることになります。

もうひとつは、脆弱性が修正されないことです。脆弱性とは、ソフトウェアの設計上のミスなどによる欠陥のこと。パソコンは多くの場合、脆弱性を突かれてコンピューターウイルスに感染してしまいます。ウイルスに感染しないためには、しっかり対策してパソコンを守りましょう。

Windows Updateをする際の注意点

Windows Updateをする際には、いくつか注意すべき点があります。

1. セキュリティソフトを最新の状態にする

最新の状態に更新がされていないセキュリティソフトの場合、最新版のWindowsだと正常に動かないケースがあります。セキュリティソフトも最新の状態にしておきましょう。

2. Windows Updateの実行中はパソコンの電源を切らない

Windows Updateの実行中にパソコンの電源を切ってしまうと、最悪の場合、Windowsが起動しなくなったり、プログラムやデータが壊れたりします。Windows Updateの実行中は、パソコンの電源を切らないように注意してください。

3. 万が一のときに備えて、必要なデータは普段からバックアップを取っておく

Windows Updateで更新プログラムのインストールに失敗すると、Windowsが起動しなくなることがあります。トラブルが起こっても必要なデータを復旧できるように、普段からこまめにバックアップを取っておきましょう。

サポート期間を過ぎたWindowsは、Windows Updateが提供されない

Windowsには、登場した年代ごとに複数のバージョンがあります。新しいものから順に挙げると、Windows 10、Windows 8（8.1）、Windows 7、Windows Vistaなどです。

Windows Updateは、どんなバージョンのWindowsでも提供されるわけではありません。Microsoftが定めるサポート期間を過ぎてしまったものは、Windows Updateが提供されなくなってしまいます。その状態のWindowsを使い続けることは、非常にリスクが高く危険です。

そして、まだ多くの方が使い続けているWindows Vistaのサポートは、2017年4月11日に終了します。サポート終了に伴い、パソコンの脆弱性を利用した攻撃を受けるリスクが高まります。そのリスクを未然に防ぐには、最新のWindowsが搭載されているパソコンを使い、セキュリティソフトも最新の状態に保つことが重要。そのため、Windows Vistaを使っている方は買い換えを検討すべきです。

それでは、具体的にどのようなパソコンを購入すればいいのでしょうか。今回おすすめしたいのは、富士通のFMVシリーズです。全機種に最新版のOSであるWindows 10がインストールされていますし、高性能なセキュリティソフトの「マカフィー® リブセーフ™」が3年間無料で利用できるため安心かつお得です。

また、富士通では、「WindowsVistaサポート終了相談室」を設けています。サポート終了に関する基礎知識や対策、パソコン乗り換え相談窓口を紹介していますので、ご利用ください。セキュリティ機能に優れたパソコンを使い、ウイルス対策をきちんとしながら、快適・安全なパソコンライフをお楽しみください。