巧妙になってきた危険な偽ショッピングサイト

ネットショッピングでよくあるトラブルの1つが、実在するショッピングサイトを偽装して作られた危険な「偽サイト」を利用してしまい、お金をだまし取られるケースです。「そんな手口に引っかかるわけがない」と侮ってはいけません。最近では、本物サイトと偽サイトの見分けがつかないほどそっくりなデザインになってきています。また、有名ブランド品を格安で販売しているように見せかけて実際には偽物が送られてくるケースなど新たな手口も登場しています。

ネットショピング詐欺で注意すべき6つのポイント（注）

ネットショッピングを利用する際には、以下のような点に注意して詐欺に遭わないようにしましょう。（注：以下6点は一例です。日々新しい手口が増えるので、充分に気をつけましょう）

1. 支払方法が「銀行振り込み」のみになっていないか

詐欺サイトの多くは、決済方法が「銀行振り込み」しかありません。もしくは、「クレジットカード決済OK」と記載していても、一時的に利用不可のため銀行振り込みをさせるケースもあります。なぜなら、クレジットカード決済の場合にはカード会社が支払いを止めることで詐欺を回避できますし、代金引換の場合も受け取りの保留をして支払いを止めることが可能だからです。

2. 販売会社の所在地は記載されているか

詐欺サイトは、販売会社の所在地が記載されていない、もしくは所在地の番地以下が記載されていないことが多いです。また、書かれている所在地が偽物であるケースもあります。

3. 販売会社の連絡先は記載されているか

詐欺サイトは電話番号が記載されておらず、メールアドレスのみが記載されていることが多いです。また、電話番号は記載されているけれど、その番号が偽物であるケースもあります。もし不審な場合は、その番号に電話をかけて本物であることを確認しましょう。

4. 連絡先がフリーメールアドレスになっていないか

詐欺サイトは、GmailやYahoo!メールのようなフリーメールアドレスが使われていることが多いです。

5. 記載されている日本語が不自然でないか

詐欺サイトは「3日か5日以内即座、お届け！」とか「多くの購入した者、送料無料」といったように、機械翻訳をしたような不自然な日本語が使われていることが多いです。

6. 中国語の簡体語などの漢字が使用されていないか

「欢迎」「车」のように、日本では使われない中国語の簡体語などの漢字が使用されていないか確認しましょう。

それでもネットショッピング詐欺に遭ってしまったら、まずは警察へ連絡して状況を説明しましょう。その次に、銀行振り込みなら取引銀行へ、クレジットカード決済ならカード会社へ連絡します。場合によっては返金などを受けられることもあるため、警察や消費生活センターなどに相談してみましょう。

ネットショッピング詐欺に遭わないために！

このような悪質な詐欺サイトを未然に防ぐ方法として、セキュリティソフトの導入がおすすめです。どれだけ注意していても防ぎきれないリスクは数多くありますし、パソコンの利用者が常にネットショピング詐欺の対策を学び続けるのはかなり大変だからです。

中でも高性能なセキュリティソフトの1つが「マカフィー® リブセーフ™」。このセキュリティソフトは、偽サイトや詐欺サイトなど危険なサイトへのアクセスをブロックしてくれたり、ウイルスや不正なソフトウェアからの攻撃を防いでくれたりと、さまざまな脅威からパソコンを守ってくれます。

富士通のFMVならば全機種で「マカフィー® リブセーフ™」が3年間無料で利用できます。さらに、同居する家族のスマートフォンやタブレット、パソコンに何台でもインストールできるので、安心かつお得です。高性能のセキュリティソフトが導入されたパソコンを使って、安全にネットショッピングをお楽しみください。

＜参考＞
あなたも“カモ”に!? 増え続ける偽サイト・フィッシング詐欺 〜後編〜
https://www.mcafee.com/japan/home/security/news/051.html

ネットショッピング詐欺
http://www.zenginkyo.or.jp/hanzai/7332/

インターネット通販トラブル
http://www.caa.go.jp/adjustments/internet_trouble/internet.html