あなたの大切な情報が漏洩してしまうかも?
パソコンは廃棄するときも万全の注意が必要!

2017年3月28日

写真や動画、文章など、大切な情報をパソコンに保管している人は多いでしょう。そのパソコンを廃棄する際に、中に入っている情報を狙う悪質な人たちがいることを、あなたは知っていますか?

廃棄したハードディスクから個人情報を盗まれてネットショップで買い物をされたり、写真などをインターネット上に流出されたり。悪用されるパターンはさまざまです。その被害を防ぐには、パソコンの正しい廃棄方法を知る必要があります。

今回はその方法について学び、大切な情報の漏洩を防ぎましょう。

その廃棄方法で大丈夫?

現代社会では、多くの人がパソコンを利用してたくさんの大切な情報を管理しています。自分自身の個人情報や各種WebサービスのID・パスワード、親戚・友人の連絡先や写真の情報など、数えればきりがありません。その大切な情報が漏洩すれば、自分が困るだけではなく、多くの人たちに迷惑をかけることになりますし、被害や影響も甚大なものになります。

そのため、パソコンを廃棄する際には、含まれる情報が第三者から盗みとられないように万全の注意を払う必要があります。パソコンのデスクトップにあるゴミ箱のデータを削除したり、ハードディスクをフォーマットしたりするだけでは情報漏洩対策は不十分です。

なぜなら、画面上からはデータが消えているように見えても、実際にはハードディスク上にデータが残されたままになっていることがあり、特殊なソフトウェアを利用することで削除したはずのデータを復元することが可能だからです。

廃棄するパソコンからの情報漏洩を防ぐには

廃棄するパソコンからの情報漏洩を防ぐには、適切な処理をすることが必要です。その方法として、以下の3つが挙げられます。

1. データ消去用のソフトウェアを利用する

データ消去用のソフトウェアを使用すれば、ハードディスクに入っているデータを全て無意味なデータで上書きするなどして、二度と復元できないように完全消去してくれます。

2. 専門業者のデータ消去サービスを利用する

パソコンのデータ消去サービスを専門にしている業者に依頼するのも一つの方法です。ただし、消去する前の重要なデータをその業者に渡すことになるため、信頼のおける依頼先かどうかはあらかじめ口コミサイトなどで評価を確認するなどして、事前にきちんと調査しましょう。

3. ハードディスクを物理的に破壊する

ハードディスクを物理的に破壊すれば、入っているデータは絶対に読みとれなくなります。ただし、ハードディスクは外側のケースを破壊しても、中にあるディスク自体は破壊できていない場合があります。データが記録されているハードディスクを物理的に破壊する必要があります。

パソコンはデータ消去したあとに、メーカーへ回収を依頼すると安心です!

パソコンを廃棄する際は、地方自治体のゴミ収集などに出すのではなく、必ずパソコンメーカーに連絡して廃棄を依頼しましょう。2003年10月以降に日本国内向けに発売されたパソコンには「PCリサイクルマーク」が付いており、メーカーに無料で廃棄してもらえます。

・富士通では、パソコンの情報漏洩対策を徹底しています

富士通のFMVは2002年冬モデルより、パソコンの廃棄時などにハードディスク内のデータを消去して個人情報が漏れるのを防ぐ「ハードディスクデータ消去ソフトウェア」を搭載しています。そのソフトウェアを使ってデータを消去すれば、悪意を持った人がデータを盗み出そうとしても手に入らなくなるため、情報漏洩を防ぐことが可能です。

加えて、富士通に回収を依頼すると、パソコンのリサイクル時にハードディスクを物理的に破壊して処理してくれるため、安心して新しい製品へ買い換えられます。
<パソコン廃棄・リサイクルお申し込みホームページ 富士通パソコンリサイクル>
https://azby.fmworld.net/recycle/

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<参考>
情報セキュリティ対策の必要性
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/business/executive/01.html

廃棄するパソコンやメディアからの情報漏洩
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/business/admin/18.html

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