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鍵の復元について(W5200以外の場合)

鍵の復元は、利用中のセキュリティチップにより保護された環境に何らかの変更があった場合に、以前の環境を引き続き利用するための作業です。
所有者はセキュリティチップの復元と各ユーザの復元を行う必要があります。
ユーザは、復元を行う必要はありませんが、所有者が復元を行った後にユーザーキーパスワードを入力する必要があります。
鍵の復元については、どのような状態から復元を行うかによって作業手順が異なります。
所有者でログオンした時に、通知領域(Windows XPの場合)またはタスクトレイ(Windows 2000の場合)にメッセージが表示されます。表示される内容により、次の手順に従って処理を行ってください。

ポイント
重要

■ 通知領域またはタスクトレイから「Security Platformを復元します。」と表示された場合

□ 所有者が行う作業

  1. 通知領域(Windows XPの場合)またはタスクトレイ(Windows 2000の場合)の「Infineon Security Platform」アイコンをクリックし、表示されるメニューから「Security Platformを復元する」を選択します。
    「Infineon Security Platform初期化ウィザードへようこそ」が表示されます。
  2. 「次へ」をクリックします。
    「初期化」が表示されます。
  3. 「バックアップアーカイブからSecurity Platformを復元する」にチェックが入っていることを確認して、「次へ」をクリックします。
    「復元」が表示されます。
  4. 「新しいTrusted Platform Module」にチェックが入っていることを確認し、「復元するバックアップデータのあるファイルを指定する」にバックアップファイルが保存されている場所を指定します。
  5. 「次へ」をクリックします。
    「所有者の設定」が表示されます。
  6. 「パスワード」と「パスワードの確認」に所有者のパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。
    「トークンの選択」が表示されます。
  7. 「緊急時復元用トークンの場所を指定する」に緊急時復元用トークンの保存場所を指定し、「パスワード」に設定済みのトークンのパスワードを入力します。
  8. 「次へ」をクリックします。
    「ユーザーの選択」が表示されます。
  9. 「現在のユーザー名」の「ユーザーを選択する...」から現在のユーザを選択します。また、「ユーザ名」にユーザが表示されている場合は、それぞれのユーザの「ユーザーを選択する...」から復元するユーザ名を選択します。
  10. 全ユーザの選択が完了したら、「次へ」をクリックします。
    「基本ユーザーパスワード」が表示されます。
  11. 「パスワード」に所有者のユーザーキーパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。
    「サマリー」が表示されます。
  12. 表示されている内容を確認し、「次へ」をクリックします。
    しばらく待つと「ウィザードが正常に終了しました。」が表示されます。
  13. 「Security Platformユーザー初期化ウィザードを起動する」にチェックが入っていることを確認し、「完了」をクリックします。
    「Infineon Security Platformユーザー初期化ウィザードへようこそ」が表示されます。
  14. 「次へ」をクリックします。
    「Security Platformの機能」が表示されます。
  15. 「電子メールの保護」と「暗号化ファイルシステム(EFS)によるファイルとフォルダの暗号化」をチェックして、「次へ」をクリックします。
    「電子メールの保護の設定をしてください。」が表示されます。
  16. 「次へ」をクリックします。
    「暗号化証明書」が表示されます。
  17. 「発行先」および「発行者」が自分になっていることを確認し、「次へ」をクリックします。
    「設定を確認してください。」が表示されます。
  18. 表示されている内容を確認し、「次へ」をクリックします。
    しばらく待つと「ウィザードが正常に終了しました。」が表示されます。
  19. 「完了」をクリックします。

□ ユーザが行う作業

  1. Windowsにログオンします。
    通知領域(Windows XPの場合)またはタスクトレイ(Windows 2000の場合)の「Infineon Security Platform」のアイコンから「キーや証明書と設定を復元します。」と表示されます。
  2. 通知領域(Windows XPの場合)またはタスクトレイ(Windows 2000の場合)の「Infineon Security Platform」のアイコンをクリックし、「Security Platformの機能を復元する」を選択します。
    「Infineon Security Platformバックアップと復元ウィザードへようこそ」が表示されます。
  3. 「次へ」をクリックします。
    「基本ユーザーパスワード」が表示されます。
  4. 「パスワード」にユーザーキーパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。
    「サマリー」が表示されます。
  5. 表示されている内容を確認し、「次へ」をクリックします。
    しばらく待つと「ウィザードが正常に終了しました。」が表示されます。
  6. 「Security Platformユーザー初期化ウィザードを起動する」にチェックが入っていることを確認し、「完了」をクリックします。
    「Infineon Security Platformユーザー初期化ウィザードへようこそ」が表示されます。
  7. 「所有者が行う作業」手順1217を行います。

■ 通知領域またはタスクトレイから「他のOSで初期化されました」と表示された場合

□ 所有者が行う作業

  1. 「6 こんなときには」−「セキュリティチップの鍵を消去する」の手順に従って、セキュリティチップの鍵を消去します。
  2. 「通知領域またはタスクトレイから「Security Platformを復元します。」と表示された場合」−「所有者が行う作業」を行います。

□ ユーザが行う作業

  1. 「通知領域またはタスクトレイから「Security Platformを復元します。」と表示された場合」−「ユーザが行う作業」の手順を行います。

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