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1 FMHD-16LRの機能

FMHD-16LR(以下、本装置)では、複数のLANユーザが本装置に格納されたデータを共有できます。本装置は、Windowsをサポートしています。

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本装置の機能

□ 簡単なLANの接続(10/100Base-TX)

10/100Base-TX自動識別のLAN接続機能により、面倒なディップスイッチの設定は必要ありません。

□ Windowsのサポート

クライアントには、Microsoft Windows PC(Windows XP(Home Edition /Professional) 、Windows 2000(Professional/Server)、Windows Me、Windows NT(Workstation 4.0/Server4.0)、Windows 98SE)をサポートしています。

□ OSツールを使用したファイル管理

お使いのコンピュータから本装置にアクセスできるようになると、OSが提供する使い慣れたツールを使用してフォルダやファイルを管理できます。例えば、本装置を追加された1台のドライブとして、Windowsエクスプローラやマイコンピュータから参照できます。

□ DHCPクライアントのサポート

DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバーは、クライアントからの要求により、コンピュータや他のホストに対して動的にIPアドレスを提供します。要求元ホストは、DHCPクライアントと呼ばれます。本装置は、DHCPクライアントとして使用できます。

□ 複数セグメントのLANのサポート

ルータがある場合、他のLANセグメント上のコンピュータからも本装置を使用できます。

□ 簡単なセットアップ

本装置を簡単に設定できるNetworkHDD Setupユーティリティを用意しています。

□ 管理者による管理、運用

管理者は、次のように本装置を管理、運用できます。

アカウント


各アカウントは、それぞれにパスワードを持ち、本装置へアクセス可能です。

グループ


グループは、アカウントで構成されます。アカウントは、複数のグループに所属できます。

共有フォルダ


共有フォルダは、アカウント/グループがアクセスできる本装置上のフォルダ(ディレクトリ)です。管理者のみが共有フォルダを作成できます(アカウントは共有フォルダ内のフォルダを作成できます)。

アクセス権


共有フォルダへのアクセスは、「読み取り専用:Read-only」または「読み書き:Read-Write」です。管理者は、すべてのアカウントグループの共有フォルダへのアクセスを禁止することもできます。管理作業を軽減するため、共有フォルダへのアクセスは個々のアカウント単位ではなく、グループ単位に設定します。

リモート管理


管理者は、Webブラウザを使用して本装置を管理できます。

□ データバックアップ機能(Click

データをスケジュール(毎日、曜日毎等)管理により、自動でバックアップすることが可能です。

バックアップ方向には以下の2種類があります。

セルフバックアップ


本装置→バックアップ先(本装置からバックアップ先の装置へバックアップ)

クライアントバックアップ


バックアップ元→本装置(バックアップ元の装置から本装置へバックアップ)

バックアップモードには以下の3種類のモードがあります。

フルバックアップ


バックアップ元の共有内のデータをバックアップ先へコピーします。バックアップ先に同名のファイルやフォルダが存在する場合には全て上書きされます。

差分バックアップ


バックアップ元の共有内のデータをバックアップ先へコピーします。バックアップ先に同名のファイルやフォルダが存在する場合にはバックアップ元ファイルの方が新しい場合に限り上書きされます。

拡張差分バックアップ


「差分バックアップ」 に加え、バックアップ元に存在しないファイルがバックアップ先に存在する場合には、バックアップ先ファイルを削除します。

注)

フルバックアップは負荷軽減のため、スケジュールできません。

バックアップ元およびバックアップ先は、LAN上の他のパソコンやハードディスクユニットにすることができます。

□ データ消去機能(Click

本装置のデータを消去する機能により廃棄時のデータ流出を防ぐことが可能です。

注)超高度な技術による呼び出しを100%防ぐことはできません。

□ アカウントドメイン認証(Click

ドメインサーバーからアカウントリストを取得することができます。
認証はドメインサーバーで行います。認証を行うドメインサーバーは、Microsoft Windows Server(Windows 2000 Server、Windows NT server4.0)をサポートしています。

□ アカウントデータインポート機能(Click

CSV形式で作成したアカウントリスト(ユーザ名リスト)を本装置にインポートすることが可能です。

□ ディスクの初期化(Click

本装置のディスクの初期化を行ない、装置を出荷時の状態に戻します。

□ アクセス権限のないアカウントに対してフォルダの非表示(Click

共有フォルダを、アクセス権限のないユーザに対して表示させないようにすることができます。

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